ウォーターサーバーの水のボトルって、基本が12Lなので単純計算で12キロの重さなんです。
一般的なサーバーだと、ボトルをサーバー上部にガコッとはめるタイプなので、女性や子供、ご高齢の方などにはお水の交換は大変な作業です。
でも、ボトルが小さくて軽いものや、ビニールパックのもの、サーバーの下に収納するタイプなどお水の交換がしやすいサーバーもあるんです。
今回はお水交換のしやすいウォーターサーバーをまとめてご紹介しますのでウォーターサーバー選びの参考にしてみてください。
お水の容量が少なくビニールパックに入っているウォーターサーバー

『フレシャス』の空気が入りにくいパック
ウォーターサーバーの水といえばボトル、というイメージですが中にはビニールパックを採用しているのが『フレシャス』です。
フレシャスの『デュオ』『サイフォン』『サイフォンスリム』という機種がビニールパックを採用しています。
関連:フレシャスの全機種比較
ビニールパックと聞くと、なんだかすぐに破れそうでイマイチ信用できないかと思いますが、フレシャスのパック(無菌エアレスパックといいます)は意外に頑丈で普通に扱っているぶんには破れたりすることはありません。
雑菌の繁殖を防ぐため、空気の混入を防ぐ構造になっていてとても衛生的です。

フレシャス デュオのパック交換
容量は7.2Lと軽く、交換も簡単です。交換の楽さだとサイフォンよりもデュオの方がボタン1つで簡単です。サイフォンはシュコシュコと手動で水を送る作業があります。
ボトル容量が小さいウォーターサーバー
基本の12Lももちろんラインナップにあるものの、別で容量が少ない軽いボトルもあるウォーターサーバー。
小さな軽いボトルを用意しているウォーターサーバーメーカーは意外と多いのです。
クリクラ | 6L RO水 |
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アクアクララ | 7L RO水 |
プレミアムウォーター | 7L 天然水 |
クリクラミオ | 8L 天然水 |
各社12Lボトルとは別に小さなタイプのボトルが。(クリクラミオは8Lのみ)
ボトルが軽いのはいいのですが、12Lボトルに比べて料金が割高になってしまっている場合があるので注意が必要です。
ボトル下置き(収納)型ウォーターサーバー
逆転の発想で、重いボトルをわざわざサーバー上部にセットするのではなく下にセットすればいいというアイデアのウォーターサーバーです。
現存するサーバーで編集部が知る限りではこのタイプのサーバーは2種類しかありません。
ひとつはコスモウォーターの「らく楽スタイルウォーターサーバー smart」

らく楽スタイルウォーターサーバー smart
もうひとつはフレシャスの「スラット」です。

フレシャス スラット
コスモウォーターのsmartは、元祖下置きスタイルのウォーターサーバーです。
コスモウォーターのボトルは12Lで重さは他と変わりませんが、ボトルをサーバーの下側(中)に収納するセット方法で交換を楽にすることに成功しました。
これがヒットしてsmartは人気サーバーになりました。
対するフレシャスのスラットのボトルは9.3Lと少し少な目で軽くなっています。
ボトルを持つのはセットする時だけではなく、運んだりもするので軽い方が助かります。
この2つのサーバーを徹底比較した記事はこちら
▶ボトル下置き対決!フレシャス スラットとコスモウォーターらく楽スタイルsmart比較
ボトル容量が少ないことのデメリット
注意していただきたいのは、ボトルが軽いというポイントも見方を変えるとデメリットになるということです。
それはお水の「交換頻度」。
お水の量が少ない分、なくなるのも早い。
そうなるとお水交換のタイミングはどうしても12Lボトルと比べて早くなってしまいます。
ご高齢の方も利用したりする場合はボトルの軽さには代えられませんが、お水交換が面倒と感じる方には、軽く容量の少ないボトルはあまりおすすめできません。
なので軽さや交換の楽さ・簡単さを取るか、はたまたなるべく交換回数が少ないほうを取るのかじっくり検討してみてください。